節分といえば、
雪積る中行った 吉田神社の節分祭と
(吉田神社HPより)
豆まきで 父が扮した鬼を見て
大泣きした長男のこと を思い出します。
節分の豆まきは、
一家の主人が煎った豆をまき、
家族は自分の歳の数だけ食べると
無病息災、家内安全の一年を過ごせる
とされた習慣ですね。
実は、この行事には 東洋医学・易学の 「五行説」がベースにあるそうです。
五行説では自然の原理を
「木」「火」「土」「金」「水」
の五元素に分けて捉えますが
このうち「金」に「厄病」の意味があります。
鬼が持っている金棒は
「金」=「厄病」の象徴なのです。
この金を溶かして退治するのが
「火」になります。
大豆はとても硬いので
「金」=「鬼」になぞらえ
これを火で煎って柔らかくし
家の外へまく=追い出す!
とどめに
人間が食べてしまうことで 完了する。
という意味だそうです。
また、
豆=種を撒くことには
「木」の誕生を助け、
「春」を呼ぶという意味も込められているそうです。
「鬼」にされてしまった大豆ですが、
生薬学では「脾」「胃」を助け、
女性のホルモンバランスを整える
イソフラボンも豊富なので
足腰の冷える時期には 特に有効な食材でもあります。
黒豆で豆まきしても 良いのかな?????
だって、おいしいですもの~