近年、糖鎖の研究が進み、様々な生命現象のメカニズムなども
明らかにされてきているようです。

　たんぱく質、核酸に続く第三の生命鎖が糖鎖。

糖鎖とは、細胞の表面にあるもので”糖”を原料ししたアンテナのような突起物。
この糖鎖が、細胞と細胞の間の情報伝達を行ったり、
細菌やウイルスの進入、ホルモン分泌や免疫システム、酵素活性等を
円滑化しているか、といったチェック機能も持っているようです。

糖鎖をイメージするのに最も身近なものに「ＡＢＯ式血液型」があります。
これって、赤血球表面の糖鎖の形によって判別されているものだったのですね。

生理作用としては

　ABO式血液型物質、
　細胞内選別輸送、
　細胞接着、
　蛋白質の品質管理、
　細胞分化、
　組織や臓器形成　　などに関与

病気に関しては、

　がんの転移や浸潤、
　細菌やウイルスの感染症、
　代謝疾患、
　小児神経疾患　など
 

例えば、マウスでの実験ですが、
ガン化した細胞も、ひとつの糖鎖を作る遺伝子を正常化させただけで
ガンが抑制できたという研究結果もあるようです。

このように大切な役目を持つ糖鎖ですので、
糖鎖が正常に働けば、万病を改善するとまで言われています。

この糖鎖の栄養になるのが「黒酵母」に含まれていると注目されています。

黒酵母には、免疫賦活作用で知られるβ1.3-1.6グルカンや多糖体、オリゴ糖、
食物繊維、イノシトール、フェルラ酸、核酸などの機能性成分が豊富に含まれています。

これらが、腸壁を浄化し、腸管免疫を高めることで
細菌やウイルスを攻撃、食べてしまう白血球の一種マクロファージや
ナチュラルキラー（ＮＫ）細胞、樹状細胞などを活性。
抗腫瘍作用や抗炎症作用、抗ウイルス作用など、多目的に働くことが確認されています。

腸管免疫を高めるために　→　糖鎖栄養素「黒酵母培養液」